メディカルセンターとちのき、緩和ケア病棟開設 外来と病棟を隣接 栃木

 【栃木】とちぎメディカルセンターは10月2日、大町の回復・慢性期病院「とちのき」内に、終末期のがん患者の生活をサポートする緩和ケア病棟を開設する。県内6病院目で市内では初めて。外来と病棟が隣接しており、患者や家族の意向を治療に反映させやすく、医師や看護師間の情報共有をより図れるのことなどが特徴という。

 同病院は統合前のとちの木病院時の2006年、在宅がん患者の緩和ケアを行う訪問診療所「在宅ホスピスとちの木」を県内で初めて開所。職員の退職により昨年7月に休止するまで、1200人以上の患者をみとった。当時のノウハウを生かしながら、統合に伴い新築した西棟1階に病棟を構え、新たなスタートを切る。

 全14床は全て個室。家族が宿泊できる家族室なども設ける。主に外来を受けるドクター室は病棟内のスタッフステーションにあり、患者も気軽に医師に相談ができる。

 スタッフは専任医師1人と、認定看護師1人を含む看護師15人の全16人体制。このほか急性期病院「しもつが」(大平町川連)精神科の臨床心理士が心のケアに当たるなど、多職種のチームでがん患者やその家族をサポートする。今後「しもつが」での外来も予定している。

 外来は毎週月曜、金曜の午後2~5時(予約制)。(問)同病院0282・22・7722(代表)。