ニューヨーク・タイムズで紹介されたカピバラの入浴動画

 佳境を迎えている米大統領選で、栃木県那須町大島の「那須どうぶつ王国」が思わぬ脚光を浴びている。米主要紙のニューヨーク・タイムズが3日付で、白熱する大統領選で感じるストレスを除去する方法として同園の冬の風物詩として知られるカピバラのユズ湯入浴の動画視聴を勧める記事を掲載。下野新聞社の取材に、同園は「反響も大きく正直びっくりした」と驚きを隠せずにいる。

 記事はストレスを除く五つの方法と題して「ニュースから距離を置く」「活動的でいよう」などと例示。散歩や外出とともに入浴を取り上げ、風呂が苦手な人に向けて動画の視聴を勧めている。

 紹介されたのは、2018年冬にカピバラ写真家渡辺克仁(わたなべかつひと)さん(49)が同園で撮影した動画。カピバラのユズ湯入浴は同園の恒例行事で、今年の入浴は来週始まる。

 同園の鈴木和也(すずきかずや)総支配人(59)は「白熱する大統領選で、カピバラを見て気持ちを落ち着かせてほしいと選ばれたのでは」と推測する。栃木県内も知事選真っただ中。「カピバラを見に来て元気になり、投票に行ってもらい、盛り上がればいいですね」と話していた。