ウィズコロナ時代の協働について講演する井上住職=5日午後、県庁東館

 「とちぎ協働推進大会2020」(県主催)が5日、県庁東館で開かれ、NPO法人やボランティア団体、行政関係者ら約110人が、新型コロナウイルス時代における協働の在り方を考えた。

 人生相談サイトの立ち上げなど新しい仏教の形を地域で提案している光琳寺(宇都宮市西原1丁目)の井上広法(いのうえこうぼう)住職が「ウィズコロナ時代のまちづくりと協働」と題して基調講演した。

 井上住職は現在のコロナ禍を「雨宿り」と解釈した。アフターコロナ時代はデジタルの発展で急速な変化が訪れることを予測し「どんな未来をつくっていくのか立ち止まって考えられるのは今だけ」と指摘した。

 魅力度の話題から日光の地名や「黄ぶな」の由来を知る県民が少ないことを嘆き、自己や過去を見つめることの重要性を強調。「モノからコトの時代になりつつある。ストーリーを語ることが大切」と訴えた。

 続いて地域で協働する団体がコロナ禍での活動についてディスカッション。「輝く“とちぎ”づくり表彰」の表彰式も行われた。