抗菌剤が噴霧されるバス車内=3日午前、宇都宮市砥上町

 路線バスや長距離バスを運行する関東自動車(宇都宮市簗瀬4丁目、手塚基文(てづかもとふみ)社長)は来年2月までに、新型コロナウイルス感染拡大防止のための抗ウイルス・抗菌施工を全車両約600両に実施する。

 3日は同市砥上町の同社宇都宮営業所で報道関係者向け説明会が行われ、宇都宮ブレックスなど県内プロスポーツ団体のチームバスで実演が行われた。

 感染症拡大によるバス利用への不安を払拭(ふっしょく)しようと、同社は光を用いずにウイルスなどを最長5年間不活性化させる抗菌剤「エコキメラ」を10月から県内で初めて導入。施工済みのバスは順次運行している。

 国や市の路線バス事業者向け補助金を活用した。

 3日は同社員がスプレーガンでエコキメラを噴霧して車内をコーティング。見学した選手らは「遠征時に安心してバスを利用できる」などと感謝していた。

 吉田元(よしだげん)取締役専務執行役員(47)は「バスを乗客の皆さんに安全に利用してもらうことが第一。取り組みを通じて不安を払拭(ふっしょく)できたらうれしい」と話した。