若者のスマートフォンに配信された知事選の投票日を伝える県選管の広告=2日午前、宇都宮市

 15日投開票の知事選で、新型コロナウイルスが県選挙管理委員会の啓発活動に影響を与えている。これまで定番だったグッズの配布やイベントを取りやめ、特定の年齢のスマートフォンのアプリ内などに広告を配信する「ターゲティング広告」を使った事業を新たに導入した。若年層の低投票率が課題となっており、県選管は若者限定で投票日の広告を配信し、投票を呼び掛ける。

 投票日が記載されたポケットティッシュ-。選挙啓発の定番グッズだが、今回の知事選では1個も作られなかった。「新型コロナを考えると適切ではないと考えた」と県選管の担当者。集客型のイベントも開催しない。若者が投票率向上の啓発などを行う恒例事業の「とちぎ選挙ユースサロン」も活動できていないという。