県企業局は2日、宇都宮市ゆいの杜(もり)1丁目に整備した「宇都宮ゆいの杜産業用地」について、分譲受付期間を12月25日まで約2カ月間延長すると発表した。当初、設定した受付期間(10月1カ月間)に、購入の申し込みがゼロだったため延長を決めた。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、県側はPRのための企業訪問活動がほぼできなかった。企業側にも業績悪化などから、設備投資を控える傾向があることが要因とみられる。

 同局によると、同産業用地は約1.1ヘクタールで、分譲区画は1区画。価格は3億9500万円。県産業技術センターに隣接する土地で、県は航空機や医療機器、次世代自動車など先端ものづくり産業分野を主な対象企業としている。

 コロナ禍の影響を踏まえ、同局の担当者は「企業局で首都圏に出て行く企業訪問がほぼできなかった」と話す。知事が出席する東京都や大阪市での企業誘致セミナーも今年は中止になった。

 12月25日までの受け付け後は2021年1月に企業を選定し、3月に分譲契約と引き渡しをする予定。同局は「県東京事務所と連携して企業訪問などの働き掛け、PRをしていきたい」としている。

 (問)同局地域整備課028・623・3818。