県選挙管理委員会は2日、知事選(15日投開票)の期日前投票を済ませた有権者が、告示翌日の10月30日~11月1日の3日間で1万2012人となり、前回2016年知事選の同時期と比べて2.1倍に上ったと発表した。全市町で前回を上回っている。県選管によると、期日前投票制度が浸透した上、有権者が新型コロナウイルス感染防止のため投票日の「3密」を避けたのが要因とみている。

 市町別に見ると、増加率が大きいのは那須町の3.9倍。次いで日光市3.7倍、大田原市3.3倍、足利市3.0倍と続いた。投票者数が最も増えたのは、商業施設「イオンタウン那須塩原」にも投票所を設けた那須塩原市で879人増だった。

 最大票田の宇都宮市は2.3倍増の773人にとどまる。知事選と同日選となる宇都宮市長選が8日に告示されるため、今後一気に増える可能性もある。

 各市町選管では、ホームページで投票所の混雑情報などを提供し、期日前投票を呼び掛けている。一方、昨年7月の参院選と比べると約3700人少なく、県選管は「引き続き周知を図る必要がある」としている。