行政や団体、企業で構成する「とちぎ未来クラブ」(会長・福田富一(ふくだとみかず)知事)は2018年1月15日から、新婚夫婦や結婚予定のカップルが店舗での割引などの特典を受けられる「とちぎ結婚応援カード」(愛称・とちマリ)事業を始める。未婚化や晩婚化が進む中、官民を挙げた経済的支援で結婚を後押しする。来月上旬から協賛店舗や団体を募集し、挙式や新生活など幅広い分野での支援体制構築を目指す。

 14日の定例記者会見で、福田知事が明らかにした。交付対象は、今年4月1日以降に結婚した夫婦と、2年以内に結婚を予定しているカップル。有効期間は、新婚夫婦が婚姻届提出日から2年間で、新婚予定カップルは発効日から2年間。

 協賛店舗や団体は、結婚式場やウエディングドレスの貸衣装店、不動産賃貸業、宿泊施設、家電店などを見込む。挙式や新婚生活などで購入するサービスや物品を対象とした割引などが想定されている。

 地域の商工会や個人商店によるグループ単位の応募も受け付け、地場産業の振興も併せて目指す。福田知事は「さまざまなアイデアが出てくることを期待している」と述べた。

 利用者の利便性向上のため、市町での婚姻届提出時に交付する紙版カードに加え、同クラブのホームページ(HP)からダウンロードできるデジタル版カードも提供する。