コロナ対策のアンケート回答

 いまだ収束が見られない新型コロナウイルス感染症への対応は喫緊の課題であり、いずれの候補者も最も重視する分野に「コロナ対策」を選んだ。公費負担による無症状者へのPCR検査の是非や、児童生徒が感染した場合の情報公開を巡って賛否が割れるなど、感染拡大防止策の進め方で両者に違いが見られた。

◇2020ダブル選挙特設ページ

 「無症状者も公費負担でPCR検査を受けられるようにすべきだと思うか」との問いに無所属新人の田野辺隆男(たのべたかお)氏(60)は「賛成」、無所属現職の福田富一(ふくだとみかず)氏(67)=自民、公明推薦=は「反対」と答えた。

 田野辺氏は「感染者が出た教育・福祉・医療の施設では無症状者も公費負担でPCR検査を行い、拡大を食い止めて関係者の不安を払拭(ふっしょく)すべきだ」と主張。福田氏は「濃厚接触者に限らず無症状者であっても、感染拡大を防ぐ上で必要な方には現在も検査を実施している」との考えを示した。

 非常時に外出や営業を制限することについては田野辺氏は「賛成」、福田氏は「どちらかと言えば賛成」と答えた。

 新型コロナウイルスに児童生徒が感染した場合、校名を公表するかどうかについては各市町で判断が異なり、県市長会と県町村会は統一的な方針を提示するよう県に求めている。

 県として方針を設けるべきかどうかを尋ねたところ、田野辺氏は「賛成」、福田氏は「どちらかと言えば反対」と回答。田野辺氏が「風評被害防止のため校名公表すべきだ」とした一方、福田氏は「校名公表は感染状況によって設置者が判断すべきだ」とした。