フードバンクうつのみやのスタッフから食品を受け取る大学生=31日午後、宇都宮市泉が丘3丁目

 新型コロナウイルス禍の学生を支援しようと、NPO法人フードバンクうつのみやなどは31日、宇都宮市泉が丘3丁目の同法人泉が丘支所で食品配布会を開いた。済生会宇都宮病院(同市竹林町)などが協力して生活相談会も行い、学生の不安や心配事を聞き取った。

 同法人は今年6月から、新型コロナ感染拡大の影響を受ける学生や一般向けに月1回程度、食品配布会を実施している。今回は同病院や県、同市保健所、同市社会福祉協議会などが協力した。生活相談会では学生から「コロナでアルバイトがなくなり、経済的に厳しくて体調不良でも病院へ行くのを控えていた」といった声が上がったという。

 食品はコメやレトルト食品、缶詰など1人約5キロ分を120セット用意し、全て配布した。

 宇都宮市、大学1年浜崎瀧大郎(はまさきりょうたろう)さん(20)は「1人暮らしなので食べ物をもらえるのはありがたい。特におコメは助かる」と話し、食品を受け取った。同病院の荻津守(おぎつまもる)参与(60)は「県や宇都宮市などと一緒に相談対応できて良かった。こうした活動が地域の力につながっていけばと思う」と話した。