生徒たちが育てた乳牛の審査

名誉賞に輝いた那須拓陽高の乳牛

記念撮影するセミナー参加者=31日午前11時、那須塩原市千本松

生徒たちが育てた乳牛の審査 名誉賞に輝いた那須拓陽高の乳牛 記念撮影するセミナー参加者=31日午前11時、那須塩原市千本松

 【那須塩原】県酪農協会は31日、酪農を学ぶ高校生らを対象とした「県酪農スクールセミナー」を千本松の県畜産酪農研究センターで開いた。新型コロナウイルスの影響で共進会などが中止となる中、活躍の場を与えようと、生徒らが育てた乳牛の審査などを行った。

 同協会によると、今年は5年に1度開催される「全日本ホルスタイン共進会」をはじめさまざまな共進会が中止になり、生徒たちが学びの成果を披露する場がなくなっている。

 この日の審査には、真岡北陵高、鹿沼南高、那須拓陽高、栃木農業高、県農業大学校がホルスタイン種の未経産の乳牛を計18頭出品した。

 審査の結果、那須拓陽高で今年3月に生まれた「タクヨウ エレガント スプリング」が最も優秀な「名誉賞」に輝いた。体のバランスなどが評価された。同校2年大久保冴華(おおくぼさえか)さん(17)は「牛を信じて愛情を持って声掛けしながら練習してきた。今日はきれいに歩いてくれてうれしい」と喜んだ。

 セミナーでは、共進会などの審査の際に重要な手綱を引く技術「リーディング」の講習も行われた。