販売される黄ぶなグッズと赤羽さん

 【宇都宮】疫病退散の象徴となっている郷土の玩具「黄ぶな」。市内の障害者施設で作られた黄ぶなのグッズが11月から、セブンイレブン市内8店舗で販売される。新型コロナウイルスの影響でイベントなどが減り、販売機会が失われてしまったことから、市障害者福祉会連合会が協力を求めたところ、セブンイレブン側が応じて実現した。

 販売するグッズはさをり織りのストラップ(税別390円)、トートバッグ(同1950円)、缶バッジ2種類(同130円)などで、「コロナに負けない」「宇都宮らしさ」を表すために黄ぶなをメインにあしらった。

 ストラップは横6センチ、縦3・5センチ。全て手作りで、太めや細めなど一つ一つに個性があるのが特徴だ。トートバッグ(横35センチ、縦25センチ)は素朴な肌触り。白と紺の2色で、中央に水の上を黄ぶなが跳ねているイラストが描かれている。缶バッジは直径4・5センチで、トートバッグと同じイラスト。

 来年1月末まで限定販売する。市内循環バス「きぶな」停留所付近の宇都宮駅前、大工町、馬場通り、県庁、池上、小幡、一条、インターパーク各店で扱う。

 同連合会の障害者施設の製品がコンビニエンスストアで販売されるのは、県内では初めてという。同連合会の赤羽法夫(あかばねのりお)さん(68)は「障害者の工賃が激減していたが、今回の委託販売は障害者福祉の認知度アップや障害者の自信にもつながる。黄ぶなだけでなく質の良い製品を作って、今後も販売が継続できれば」と期待を寄せている。