福田富一氏

 難局続きだった16年間。とりわけ4期目は、新型コロナウイルスや昨年の台風19号の対応に追われ「改めて県民の命と暮らしを守る重要性を認識した」。しかしコロナで本県をPRするイベントも続々と中止となり、「栃木の良さを発信する機会を失った悔しさを晴らしたい」と力強い。

 県職員時代は勤務後に都内大学の夜間学部に通った苦労人だ。座右の銘は誰よりも先に働き、自分の楽しみは後にするという「先憂後楽(せんゆうこうらく)」。横車を押す議員に疑問を抱き「政治をより正しいものにしたい」と政界を志した。自他共に認める正義感の強さと気配りは、長年磨き上げてきた武器となっている。