11月15日投開票の知事選で、下野新聞社は30日までに、元NHK宇都宮放送局長で無所属新人の田野辺隆男(たのべたかお)氏(60)と、無所属現職の福田富一(ふくだとみかず)氏(67)=自民、公明推薦=に政治姿勢などを問う記述式のアンケートを行った。最大の争点について田野辺氏は新型コロナウイルス感染症対策と未来構想の二つを掲げ、5選を目指す福田氏は自ら多選を挙げた。

 田野辺氏は新型コロナ対策について「国の方針以上にPCR検査を拡充し、県民の健康を守るかどうか」と問題提起。国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を重視し「既存の路線の継続か、SDGs先進県の実現にかじを切るのかを県民に問いたい」とした。

 福田氏は「多選の問題は避けて通れないと考える」とした上で「権腐十年を心に刻み自らを律してきた。今後も一切変わらない」と主張。さらに新型コロナへの対応と昨年の台風19号被害からの復旧復興が最優先課題だと指摘した。