「益子WEB陶器市 2020秋」のサイト制作に取り組む水野さん

 【益子】新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、オンラインで作品を販売する「益子WEB陶器市 2020秋」が31日、開幕する。出品アイテム数は、初のネット通販に取り組んだ今春の4倍強となる8200に上り、対面販売の陶器市のみしか販売しない限定商品も今回初めて取り扱う。実行委員会は「地方開催のWEB陶器市としては恐らく国内最大規模」と胸を張り、目標販売総額は活況だった春と同額の約4700万円を目指す。11月10日まで。

 地域性を前面に打ち出すため、秋は出品できる作家や窯元、販売店を栃木県と茨城県内に限定した。益子町内を中心とした栃木県内206、茨城県内24の計230事業者が申し込み、春の153事業者を上回った。

 出品アイテム(皿や鉢、カップなどの種類)も春の2010から8200へ大幅に増加。自身で作品を撮影するなどしてポータルサイトに登録した場合は、アイテム数に上限を設けないようにしたことが急増の要因になったという。

 サイトの内容も秋から一部刷新。対面販売の陶器市ではどのテントに出品していた作家なのかが一目で分かるマップを追加し、以前からの固定ファンら訪問者の利便性向上に努める。また限定グッズの大判ハンカチ2種類もネット販売する。

 実行委プロジェクト統括の水野大人(みずのひろと)さん(39)は「アイテム数からすると、在庫の作品点数は万単位に上ると思う。販売期間は春に比べ半減となるが、ぜひ目標額を達成したい」とサイトの制作作業を急ピッチで進めている。

 初日は午前9時にサイトがアップされる予定。WEB陶器市の期間中も、益子町内の販売店などは通常通り営業している。