焼き上がったピッツァを取り出す岩沢さん

高根沢産マイタケと無添加ベーコンのビスマルク

岩沢正和さん

焼き上がったピッツァを取り出す岩沢さん 高根沢産マイタケと無添加ベーコンのビスマルク 岩沢正和さん

 西武池袋線石神井公園駅北口から徒歩3分。イタリア伝統工芸品の薪(まき)窯で焼き上げる本格ナポリピッツァは、多くのファンを魅了している。

 代表の岩沢正和(いわさわまさかず)さん(41)は那珂川町出身で、2006年のナポリピッツァ世界選手権で1位に輝いた腕の持ち主。大手ピザレストランで店舗展開を担当していたが、「自分がやりたいのはピザ作り」と12年に店を構えた。

 生地に使うのは自ら開発したピッツァ専用小麦粉で北海道産。香りと甘みが堪能できるのが特長だ。「看板メニューは全ての食材にこだわったマルゲリータ。昔から受け継がれてきた伝統をきちんと伝承しようと特に力を入れている」

 栃木をはじめ、スタッフの地元や練馬の食材を積極的に使う。「マイタケと無添加ベーコンのビスマルク」は、高根沢町の那須バイオファームのマイタケがふんだんにちりばめられている。マイタケの香りとベーコンの塩気、モツァレラチーズと濃厚な卵の黄身が絡み合い、食べる者を飽きさせない。

 「生産者をはじめいろいろな人に関わってもらっているので、それを大切にしている。人とのつながりでメニューを組んだ方が深みが出る」と語る。常に考えているのは、大人も子ども健康になるメニューだ。「ピッツァを日本の文化にしたい。日本各地の生産者に光が当たり、100年後も日本各地で伝統食材が輝いてほしい」と望んでいる。

 メモ  練馬区石神井町2の13の5。電話03・5923・9783。正午~午後2時30分、同5時30分~10時。木曜休。

■店主の思い

 全国のいろいろな問題を解決することに関わっています。栃木をより良くしたいと思っているので、何か問題を抱えているなら相談してもらえれば。栃木の子どもたちには、これまでの経験を生かして先生とは違うことを伝えたい。「挑戦してみよう」というきっかけをつくれると思うので。