夏場を高原の牧場で過ごし、収牧される牛

 【鹿沼】横根高原の前日光牧場で26日、夏前に放牧した牛を下山させる「収牧」が行われた。傾斜のある牧草地で132日間過ごした牛は、ひと回り以上大きく成長した。

 市内の酪農家などで組織する前日光牧場管理組合が牛の避暑や負担軽減などのため毎年放牧している。今年は市内の酪農家7軒が6月16日に乳牛23頭、和牛27頭を放牧した。

 標高1300メートルの牧場は紅葉がピークで午前10時時点で気温は10度。組合員らが手際よく体重、体高、胸囲を計測。たくさん牧草をはんだ牛は、最高で和牛が391キロから504キロと113キロ増えた。計測が終わると組合員に誘導され、名残惜しそうにゆったりと歩き、トラックに収容された。

 横尾光弘(よこおみつひろ)組合長(44)は「牛は高原でストレスなく過ごし、体重も順調に増えひと安心。来年はもう少し早めに放牧し、頭数も増やしたい」と話した。