明治安田J2の第29節は25日、各地で9試合を行い、栃木SCは松山市のニンジニアスタジアムで愛媛と対戦し、1-0で勝った。2連勝で通算成績は11勝8分け10敗の勝ち点41。順位は9位に浮上した。
栃木SCはFW山本廉(やまもとれん)が3試合ぶりに先発。前半開始から球際の強さで優位に立つと、8分にはFW榊翔太(さかきしょうた)、山本が相次いで強烈なシュートを放ったが相手DF陣にブロックされた。守っては13、19分にロングカウンターから浴びたシュートをGKオビ・パウエル・オビンナがセーブした。
後半も開始から攻勢を強め、8分にはオビからのFKをペナルティーエリア左で収めたMF森俊貴(もりとしき)が右足を振り抜き先制弾。26分は右サイドを完全に崩されたが、裏のスペースに抜け出した相手FWにDF黒崎隼人(くろさきはやと)が素早い戻りで対応。以降も継続したハイプレスで相手の攻撃の起点をつぶし続け、リードを守り切った。
栃木SCの次戦は11月1日午後2時から、県グリーンスタジアムで甲府と対戦する。