8月の県内は日照時間がかなり少なく、宇都宮は54・0時間で、1897年の統計開始以来、1902年8月の39・8時間に次いで2番目の少なさだったことが1日、宇都宮地方気象台の気象速報で分かった。那須高原や真岡など6観測地点では86~89年の観測開始以来、最も少ない日照時間を更新し、県内は記録的な天候不順の8月となった。

 同気象台によると、オホーツク海高気圧による冷たく湿った空気や、本州上に停滞する前線の影響で曇りや雨となる日が続き、北・東日本の太平洋側で日照時間が大幅に減った。

 日照時間は、宇都宮で平年比39%。昨年の144・3時間に比べて90時間も少なかった。これまでの2番目は1905年8月の54・0時間で、同時間であれば新しい記録に更新されるため112年ぶりに今年8月が新たに2番目となった。

 統計開始以来、最少を更新したのは那須高原、黒磯、今市、塩谷、鹿沼、真岡の6地点。大田原、佐野、小山は同じく2番目、五十里、奥日光は3番目の記録を更新した。

 平年比で最も少なかったのは今市の39・4時間で30%。鹿沼と真岡が37%、那須高原が42%と続いた。50%を超えたのは土呂部と五十里だけだった。