鬼怒川温泉駅の転車台を回るSL大樹を見に集まった観光客らと紅葉する木(左)=24日午後2時6分

観光客や通行車両が多く見られた神橋交差点=24日午前11時、日光市山内

鬼怒川温泉駅の転車台を回るSL大樹を見に集まった観光客らと紅葉する木(左)=24日午後2時6分 観光客や通行車両が多く見られた神橋交差点=24日午前11時、日光市山内

 新型コロナウイルス禍の中、本格的な秋の行楽シーズンを迎えた24日、日光市内の世界遺産「日光の社寺」周辺やいろは坂などでは午前中から渋滞が発生し、多くの観光客でにぎわった。国の観光支援事業「Go To トラベル」に今月1日から東京発着旅行が追加されたことなどから、首都圏からの観光客が目立った。

 晴れ間がのぞいた午前10時すぎには、社寺周辺の国道119号に長い車列ができた。同市中鉢石町のだんご店「三福茶屋」の店主鷹觜恵一(たかのはしけいいち)さん(65)は「9月の4連休以降、一番のにぎわい」と話した。

 奥日光の紅葉が見頃を迎えたこともあり、市観光協会などによると、いろは坂は今季最大の渋滞。午前9時時点で、東武日光駅から中禅寺湖畔までの所要時間は通常の倍以上となる約2時間だった。

 鬼怒川温泉駅周辺でも観光客の姿が多く見られた。同協会鬼怒川・川治支部沼尾鬼子造(ぬまおきしぞう)事務所長(70)は「確実に観光客の姿が戻ってきている。感染対策を万全に、今シーズンの最盛期を迎えたい」と話した。

 藤原地域の景勝地、龍王峡の紅葉は11月中旬が見頃という。