【益子・笠間】町と茨城県笠間市が共同申請した「かさましこ ~兄弟産地が紡ぐ“焼き物語”~」の日本遺産認定を記念し、両市町と、両市町の観光協会でつくる「かさましこ観光協議会」(外池茂樹(とのいけしげき)会長)は11、12月、それぞれの住民が互いの地域にある構成文化財などを巡る周遊ツアーを初めて開催する。協議会は新型コロナウイルス対策として対象者を両市町民に限定し、参加者を募集している。

 益子町民が笠間市の文化遺産を訪ね、笠間市民が益子町の文化遺産を知ることにより、両地域の相互理解や交流を図ることが目的。案内役は地元の語り部である観光ボランティアが担当する。新型コロナの影響によりマイクロツーリズムの有効性が指摘される中、対象者と人数を限定して実施する。

 益子町民を対象とした笠間周遊ツアーは11月28日に開催される。益子焼の陶祖大塚啓三郎(おおつかけいざぶろう)が陶芸を学んだ久野陶園や真浄寺、北鎌倉にあった北大路魯山人(きたおおじろさんじん)の居宅を移築した江戸時代中期のかやぶき屋根の古民家「春風萬里荘(しゅんぷうばんりそう)」などを巡る。