覚書を掲げる鹿沼商議所の木村会頭(左)と崎陽軒の野並社長(中央)ら=23日午前、横浜市西区

 シューマイのまちづくりを目指す鹿沼商工会議所(栃木県鹿沼市)と「シウマイ」の崎陽軒(横浜市)、東京芸術大は23日、横浜市の崎陽軒本店で、「シウマイの像設置」をメインとした連携協力に関する覚書を締結した。

 同社の初代社長、故野並茂吉(のなみもきち)氏(旧姓渡辺(わたなべ)、1888~1965年)が鹿沼市加園出身であることから企画した。「シウマイの像」を設置することで茂吉の業績を後世に引き継ぐとともに、シューマイで新たなまちづくりを目指す考えだ。

 計画では東京芸術大監修のシウマイの像を来年秋をめどにJR鹿沼駅前に設置する。また市内の飲食店が各店独自のシューマイを開発、提供、名物化する土壌を醸成することや、県内のシューマイ消費量を底上げすることも目指す。シウマイの像は同大非常勤講師の石井琢郎(いしいたくろう)さんが担当する。

 締結式には同商議所の木村剛考(きむらよしたか)会頭、同社の野並直文(のなみなおぶみ)社長、同大社会連携課の小林克夫(こばやしかつお)課長らが出席した。木村会頭は「地元のお店や学校、市民と共に取り組むことで多くの人に愛される像になることを期待している」とあいさつした。

 野並社長は「商議所には鹿沼が宇都宮のギョーザに負けないシューマイのまちになるよう尽力をお願いしたい。崎陽軒としてもシューマイを通じたまちおこしに協力していきたい」と話した。同社は鹿沼市内への出店やイベントなどでの協力を検討するとともに、ご当地シューマイの開発など地元の活動をバックアップする考えだ。