松本典文会長

 国内屈指の名門コースで快挙を達成した。県ゴルフ場協議会の松本典文(まつもとのりふみ)会長(74)=宇都宮市鶴田町=が9月に2度のホールインワンを記録。一生に1回でも難しいアマチュアにとって、わずか9日間で2回はまさに偉業。松本会長は「これまでのラウンドで一度もエースがなかったのに、それが連続で続くとは」と驚いている。

 1回目は13日に茨城・大洗GCの4番(133ヤード)で達成した。同クラブのグランドシニア選手権1日目。7番アイアンでの一打は「ナイスショット」でピンに向かって飛んで行った。直接入るところは確認できなかったが、前の組の人から「ピン手前2メートルに落ちてスーッと吸い込まれた」と説明されたという。

 2回目は21日。自らが理事長を務める日光CCのクラブ競技「敬老の日杯」だった。12番(165ヤード)のスプーン(3番ウッド)でのショットはグリーン手前のエプロンに落ち、ピンに向かって真っすぐ。「入るところは確認できなかったが、(カップに)入っていた」という。

 両コースは巨匠・井上誠一(いのうえせいいち)が設計した名門コースで、日本オープンも開催されている。両日ともキャディー同伴。宇都宮高の同級生で、日光CC日本プロ対応特別委員会の森田晴夫(もりたはるお)委員(74)=宇都宮=と同組でのラウンドだった。

 松本会長は1968年、22歳の時に「父親に連れられ」て白鷺CC(現ニューセントラルGC)で初ラウンド。これまでに「1500回以上はラウンドしている」というが、エースはなかった。

 14日に足利CC多幸コースで開催された県オープンでは「おめでとうございます」と多くの関係者、プロから祝福された。松本会長は「うれしいけれど、こんなことが連続して起きると、気持ち悪いもの」とまだ信じられないという表情を浮かべていた。