宇都宮市が進めるJR宇都宮駅の東口地区整備事業で建設する各施設の基礎工事などが進んでいる。22日は仮囲いの中で、ショベルカーなどの重機を使った作業が行われていた。
市駅東口整備室によると、事業面積は約2.6ヘクタール。中央部には収容人数2千人の大ホールを備えるコンベンション施設が建つ。今月から地盤改良などに着手している。次世代型路面電車(LRT)が発着するエリアでは、電気設備工事に取り掛かっているという。
公共施設部分の工事に先立ち、南側の民間の高度専門病院やマンションなどは4月から作業。12月ごろから、骨格を組み始める見通しだ。
一部施設を除き、開業は2022年8月の予定。