昨年は2日間で計2万5千人が訪れた宇都宮シクロクロス=前回大会より

 宇都宮市新里町の道の駅うつのみやろまんちっく村で12月12、13日に予定されていた自転車オフロードの国際レース「2020宇都宮シクロクロス(CX)シリーズ」の開催中止が21日に決まった。国内外の新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、大会を主催する宇都宮サイクルスポーツ推進委員会が全会一致で決めた。宇都宮CXの中止は初めて。

 コロナ禍で参加者や観戦者の安全確保、海外選手の招聘(しょうへい)などが厳しく、開催しても規模縮小は避けられないため判断した。同推進委は来年以降の開催に向けてPR動画の放映を行い、大会会場内にCXを体験できる特設コースを設置する予定。

 宇都宮市都市魅力創造課長で同推進委の池羽満(いけばみつる)事務局長は「継続開催してきただけに中止は残念。冬の風物詩がなくなる寂しさもある。コロナ対策をしっかり練って、来年また開催できるように頑張りたい」と話した。

 宇都宮CXは2014年、ジャパンカップサイクルロードレースのエキシビションとして宇都宮市城址公園で初開催。翌年、同推進委が設立されてシリーズ化した。17年からは国際大会となり、昨年は2日間で計2万5千人(主催者発表)が観戦した。