バケツに張った氷を手に持つ渡辺さん=20日午前6時47分、日光市中宮祠

 奥日光の戦場ケ原(1394メートル)で20日、初氷が観測された。長年、同所で観測を続ける「三本松茶屋」社長鶴巻正男(つるまきまさお)さん(71)が確認した。昨年より10日遅く、例年より3週間ほど遅い。

 宇都宮地方気象台によると、県内14観測地点のうち6地点で今季最低気温となった。

 鶴巻さんによると、同所は午前4時半ごろ、氷点下2.2度を記録し、観測用のバケツに厚さ1ミリほどの氷が張った。鶴巻さんは「台風など天候不順の影響で観測が遅くなった。紅葉は例年になく色づき、今が最も見頃」と話している。

 写真が趣味で同所を訪れた宇都宮市、大学講師渡辺昇(わたなべのぼる)さん(68)は「まさか初氷が見られるとは思わなかった」と話した。

 戦場ケ原では9月30日に初霜が確認された。