本県誕生145年。早朝、県庁方面を望む=14日午前4時25分、宇都宮市昭和1丁目の下野新聞社屋上、小型無人機から

 きょう15日は「県民の日」。郷土への理解と関心を深め、県民としての一体感と自治の意識を育み、より豊かな郷土を築き上げることを期する日として、1985年に条例で定められた。

 この日となった理由は、明治時代にさかのぼる。1871(明治4)年の廃藩置県後、北部に「宇都宮県」、南部に「栃木県」が生まれ、整理統合。そして73年の6月15日に両県が統合され、今の栃木県が成立した。

 今年は本県誕生から145年となる。豊かな自然や世界遺産「日光の社寺」に代表される歴史と文化、発展する産業など、変わりゆくものと変わらぬものが調和しながら、歩みを続けている。

 一方、地方創生が叫ばれる中、少子高齢化や人口減少は厳しさを増し、有効な手だては見つからぬまま。社会のひずみは地方から顕在化し、影をもたらす。しかし、県民の力を結集すれば、明日を照らす光が届くはずだ。