昨年の天平の芋煮会

 【下野】市観光協会は、新型コロナウイルス感染防止のため中止になった名物イベント「天平の芋煮会」の代替行事として11月1日から、「芋に(煮)出会って!」を開催する。市内の飲食店に“秘伝”のレシピを提供し、お店で「天平の芋汁」を楽しんでもらう。

 芋煮会の芋汁の再現、調理に協力してくれるのは市内の10店。協力店が11月中の土日や祝日(店によって提供日は異なる)に各店で提供する。価格は1杯100~150円。定食に50円プラスでみそ汁と変更できる店や弁当と一緒に販売する店もある。各店で1日30食、期間中に芋煮会と同じ約3千食を販売する予定。

 天平の芋煮会は旧国分寺町時代から20年以上続く市の恒例行事。国分寺の天平の丘公園に直径2・5メートルの大鍋をしつらえ、3千食の芋汁を豪快に調理する。サトイモ450キロ、かんぴょう12キロ、長ネギ1200本など、市産の食材をふんだんに使う。

 市民が楽しみにしている秋の名物行事ということに加え、地元の食材を使った地産地消促進の側面もある。このため、市は市民が秋の味覚を楽しめる代替行事を企画したという。

 協力店は観光協会ホームページに掲載。市商工観光課の伊沢巳佐雄(いざわいさお)課長は「天平の芋煮会が開催できないのは残念ですが、市の秋の味である芋汁をお店で楽しんでほしい」と話している。