「栃木愛」を語る嶋さん

 愛情とユーモアを交えて栃木弁の伝承活動に取り組む大田原市(旧黒羽町)出身で那須塩原市在住の方言作家嶋均三(しまきんぞう)さん。県のPR役「とちぎ未来大使」として活躍し、8日には「大田原ふるさと大使」に委嘱された。「俺らが当たり前だと思ってる身の回りのものにすんごい価値があんだよ」。15日の「県民の日」に合わせ、古里と栃木弁への愛をたっぷりと語ってもらった。

 栃木県は俺にとってどんな存在かって? 揺るぎないものだね。生まれ育った、というだけでなく、言葉も含めて自分の根本となるもの。若い頃、単身赴任で県外に出て、帰ってきて良さが分かったところもある。一生懸命PRしたいね。

 何と言っても自然がいっぱいあんのが魅力だよ。清流や温泉が多くて農産物は何でもうんまい。俺の大好きなやつ(お酒)もね。田舎で道を尋ねると家から出てきて教えてくれる。人の温かさもいいとこだなぁ。

 以前、地元のやなに京浜地区から来た家族を連れてったんだよ。清流が流れて、水しぶきが上がって、子どもがアユを捕まえて