オンライン開催の「月あかり花回廊」とコラボする「江戸ワンダーランド日光江戸村」の和傘ライトアップ

 【日光】秋の鬼怒川温泉街の夜を和傘をライトアップするなどして彩る恒例イベント「月あかり花回廊」(同実行委員会主催)が、初めてオンラインで開催されている。同イベント公式ホームページ(HP)で、昨年までのイベントの写真や動画などを紹介している。柄倉の「江戸ワンダーランド日光江戸村」などで、イベントとコラボレーションのライトアップを新たに実施している。31日まで。

 月あかり花回廊は、同実行委が毎年、藤原の鬼怒川公園を主会場に開催している。2009年に「序章」としてスタート。「第11章」となる今年は、新型コロナウイルスの影響で従来の開催を見送った。

 しかし来年度以降の開催につなげつつ新しいイベントの在り方を模索しようと、オンラインでの実施を企画。地域を盛り上げるため、地元のテーマパークなどがタイアップを決めた。

 公式HPは、ライトアップされた「和傘の壁」や鬼怒川温泉街などの名所の絵をあしらった「絵手紙行灯(あんどん)」など過去の写真、動画計11点を掲載。和傘の会場を360度カメラで楽しめるコンテンツも盛り込んだ。恒例の特別周遊企画として、鬼怒川温泉街の飲食店など10店舗で利用できる特別メニューやサービスも紹介している。

 江戸ワンダーランド日光江戸村は期間中、午後7時まで施設の「お堀」沿いで和傘を飾り付けライトアップする。入場料1300円(中学生以上)。一部、無料で見られる。来場した町谷、会社員加藤亜由美(かとうあゆみ)さん(35)は「水面に映る和傘が幻想的できれい」と笑顔を見せた。

 和傘は鬼怒川の計10宿泊施設などでも飾り付けている。同実行委の沼尾綾乃(ぬまおあやの)委員長(43)は「コロナ禍で生まれた各施設とのコラボによる新たな『月あかり花回廊』を楽しんでもらいたい」と話している。

 (問)同実行委事務局0288・22・1525。