秋の運動会シーズンを迎えた中、栃木県内学校などの運動会は新型コロナウイルスの感染防止に努める形式に様変わりしている。宇都宮市教委によると、市内の運動会では日程の短縮や保護者の入場制限が行われているという。
同市雀宮中央小は18日に開催し、児童は校庭での密集を避けて教室で競技の中継映像を見守った。
同校では入場制限などの感染防止策に加え、競技がない児童は各教室で応援することとした。ソーシャルディスタンスを意識して長さ1メートルの巨大バトンを使ったリレーなど、他の児童の奮闘ぶりをテレビで見て「頑張れ」と声を上げた。
同校5年福田菜夏(ふくだなな)さん(11)は「全員で校庭に出られなかったが、テレビを見ての応援は楽しかった。仲間との絆が強まった」と話した。