炭火の香ばしい知覧地鶏の炙り焼き(手前、2人前)とフォアグラのような白レバー

 昭和の香りが漂い、おやじの郷愁をくすぐる店だ。コンセプトは「ネオ大衆酒場」。屋外にはビールケースを逆さにしたテーブルが並び、カウンターの前には、氷の入った細長い水槽のようなドブ漬けが置かれている。

Web写真館に別カットの写真

 古い世代には懐かしさ、若者には新鮮さを感じさせる空間。一昔前の煙がもうもう立ちこめ脂ぎった大衆酒場の空気はなく、清潔で明るく若い女性や家族連れも気軽に入れるような店構えだ。

 ドブ漬けには、レモンやホッピーなど焼酎の割り材のカラフルな瓶が並ぶ。割って飲む焼酎には、看板メニュー知覧鶏の炙(あぶ)り焼き(税別1人前380円)が抜群に合う。鶏油(チーユ)を塗り、炭火で焼き上げた地鶏は、歯ごたえがあり炭の香ばしさと相まってジューシーだ。

 焼き鳥は、ももやねぎま、せせり(税別1本180円)など多彩なメニューが並ぶ。特に希少な白レバー(同200円)は、レバー特有の臭さがなく、フォアグラのようなふわふわな食感で何本でもいけてしまう。

 昨年11月オープンで、年明けにコロナ禍に見舞われた。店主の間彦聡(まひこさとし)さん(36)は「コロナで客は激減したが、最近少し戻ってきた。気軽に入れる店なので、特に若い人にレトロを感じてほしい」と話した。

 ◆メモ 宇都宮市中央本町3の8 1F▽営業時間 午後5時~11時(金、土は午後5時~12時)▽定休日 日曜、第1、3月曜(祝前日営業)▽(問)028・305・2728