記念碑の除幕を行う加藤町長(右)と石塚さん

 【高根沢】昨年、令和の大嘗祭(だいじょうさい)で使われたコメ「とちぎの星」を広く発信しようと、町は道の駅「たかねざわ元気あっぷむら」に記念碑を建立した。碑には、大嘗祭で神前に供える稲をつくときに歌われる「稻舂歌(いねつきうた)」が刻まれた。お披露目会が16日行われ、加藤公博(かとうきみひろ)町長や大嘗祭で大田主(おおたぬし)を務めた大谷、農業石塚毅男(いしつかたけお)さん(56)らが参列し、完成を祝った。

 記念碑は高さ2メートル、幅2・6メートル、奥行き1・7メートルで重さ約12トン。道の駅本館西側の高台に設置した。

 稻舂歌は宮内庁御用掛の歌人篠弘(しのひろし)さん(87)の作品。「年ごとに稲田ひろごる高根沢杵(きね)つく香り町をうるほす」と、新米の香りを町民が一体となって喜び合う様子を詠んでいる。記念碑の文字は篠さんの直筆を用いた。

 篠さんからの歌の提供は、篠さんの知人でもある下野市の「グリムの里いしばし」理事長、伊澤勝彦(いざわかつひこ)さん(81)に宝積寺の元高校教諭、菅谷薫(すがやかおる)さん(78)が働きかけて実現した。