離任記者会見に臨む原田本部長=15日午後、県警本部

 16日付で警察大警務教養部長兼警察政策研究センター付に転出する原田義久(はらだよしひさ)本部長の離任記者会見が15日、栃木県警本部で開かれた。約1年7カ月の在任期間について「事件事故は着実に減ってきた。県民の理解と協力があってこそと感謝している」と振り返った。

 印象に残った出来事の一つとして、信号機のない横断歩道前での一時停止徹底を呼び掛ける「止まってくれない!栃木県からの脱却キャンペーン」を挙げた。活動が奏功し、民間調査で一時停止率全国最下位を脱却したことに触れ、「『きちんと訴えれば、県民は栃木県をよりよくするため行動していただける』と実感できた」と笑顔を見せた。

 新天地では、全国から集まる幹部警察官の教育を担う。「自分の経験が試される場。栃木での経験を生かして全国警察をより良くしたい」と力を込めた。