大田原市内の中学校で2016年8月、柔道部の練習中に1年男子生徒が3年男子生徒に「大外刈り」をかけられ頭を強く打ち一時意識不明の重体となった事故で大田原市は、負傷した生徒と和解する方針を決めた。15日の定例記者会見で津久井富雄(つくいとみお)市長が明らかにした。30日に臨時市議会を開いて、損害賠償額と和解の議案を提出する。

 市によると、学校の設置者である市に対して17年11月に損害賠償が請求され、生徒側と市側が弁護士を通じ交渉を続け、和解の見通しが立ったという。会見で津久井市長は「臨時議会で議員の承認を得て、和解を成立させたい」と話した。