15日から特別公開される御日拝所を案内する福田所長

 栃木県日光市本町の日光田母沢御用邸記念公園は15日から、普段入室できない大正天皇が使用した御用邸2階にある「御日拝所(ごにっぱいじょ)」を特別公開する。11月14日まで。

 庭園を彩る紅葉の時期に合わせ、2018年から秋に特別公開している。例年、10月下旬から11月上旬にかけ紅葉を迎えると、御日拝所からはカエデ類などが色づいた美しい景色を眺めることができる。

 同公園によると、御日拝所は紀州徳川家江戸中屋敷だった赤坂離宮の中心部分を移築した部屋で数寄屋風の意匠が特徴。皇居方面の南側を向き、大正天皇が歴代天皇などを祭った宮中三殿を遙拝していたという。

 福田英雄(ふくだひでお)所長は「これから紅葉は見頃を迎え、御日拝所からパノラマ的に庭園の美しい景色を楽しむことができる」と話した。

 特別公開期間中、初めての試みとして特別割引なども実施する。写真共有アプリ「インスタグラム」の同公園公式アカウントをフォローした人の入園料を割り引くほか、庭園のみ訪れたい人のために通常入園料の半額程度で庭園のみ見学できる特別料金を設ける。期間中は無休。(問)同公園0288・53・6767。