チーム最多の5得点を挙げるなどDFながら抜群の得点能力を発揮している柳=4日のホーム長崎戦より

 栃木SCのDF柳育崇(やなぎやすたか)の存在感が際立っている。第11節・岡山戦(8月12日)のJリーグ初得点を皮切りに、ここまで主に途中出場ながら5得点。827分の出場時間はチーム14位ながら、得点数は1位と出色の決定力が光る。直近4試合はセンターバックで先発の座も射止めている背番号23。飛躍の背景には、二つの理由が存在した。

 一つ目の理由は精神面の成長。前所属のJ2新潟では2年間でリーグ戦出場がわずか4試合。長年、好不調の波が大きく「何かを変えないとプロとして終わってしまう」との危機感から導入したのが瞑想(めいそう)だった。