【大田原】市が発行するプレミアム率30%の商品券「おおたわら応援チケット」が9日、完売した。8日に始まった第2次販売で購入可能冊数を緩和したため、販売場所の湯津上庁舎周辺道路は大渋滞し、庁舎前には長蛇の列。購入に6時間以上かかった人もおり、市に苦情も相次いだ。

 チケットは1冊1万円で1万3千円分が利用できる。市は市内の全2万9千世帯が最大2冊購入できるよう7万冊を用意。9月14日~今月5日、地区別に第1次販売を行ったが、6割の4万1千冊が売れ残ったため、2次販売では購入可能冊数を「1人5冊」に緩和した。

 2次販売初日は購入希望者の車で渋滞が発生。市は同庁舎駐車場への受け入れを午後4時で打ち切ったが、駐車できた希望者が並ぶこととなり、販売時間を2時間半余り延長。市観光商工課担当者は「千人ぐらい並んだ。密の状態で、お叱りも受けた」と反省する。

 購入できた市内の女性(76)は「駐車場まで4時間半、買うまでに2時間半。本庁舎などで分散販売すべきだった。市民のためになっていない。市に苦情の電話をした」と憤慨していた。

 9日も早朝から渋滞。完売の見通しとなり、正午前で受け入れを断った。担当者は「ここまで混雑するとは予想できず、申し訳ありません」と謝罪している。