左脚が不自然に曲がったまま立つコウノトリの歌=9月28日午後3時、小山市内

 左脚を骨折して栃木県の施設に保護されていた国の特別天然記念物で雌のコウノトリ「歌」の手術が12日、宇都宮市内の動物病院で行われた。折れた骨が皮膚を突き破って外に出る「開放骨折」による細菌感染が確認されたため、骨接合術を断念し、患部の上部で左脚が切断された。

 県が同日発表した。歌の野生復帰はこれで絶望的となった。県自然環境課の担当者は「安定して餌を食べられるまで県の施設で保護し、その後はコウノトリを飼育している別の施設に預かってもらえるよう声を掛けることになると思う」としている。