新しい校舎に机やいすを運び入れる生徒たち

 【大田原】大田原中で新校舎が完成し、前期終業式の9日、生徒らが「引っ越し作業」を行った。後期始業式の12日に新校舎での授業が始まる。

 同校はこれまで、1960年代に建てた校舎2棟を教室棟に使用。いずれも老朽化し、エアコンも未設置だったため、市は2018年に増改築事業に着手した。新校舎は昨年9月に着工し、今年8月に完成した。総事業費は約20億円。

 管理教室棟の南側に建てられた新校舎は鉄筋コンクリート造り3階建てで、延べ床面積は約4384平方メートル。普通教室と特別支援教室計23教室のほか、1学年の人数相当の約200人が収容可能な多目的室や男女の更衣室を各階に設置した。

 外壁には断熱材を取り入れ、保温性を強化。内装は地元の八溝材を主に活用した。トイレは全て温水洗浄便座の洋式。感染症対策のため、これまでバルブ式だた水道の蛇口は、より衛生的なレバー式と自動センサー式に変更した。

 この日は全学年計570人が、机やいす、清掃用具入れなどを旧校舎から新校舎へ次々と運び入れた。

 3年永倉愛菜(ながくらえな)さん(15)は「新校舎はきれいでわくわくする。卒業まで半年しかないけど、一日一日を大切に過ごしながら勉強を頑張りたい」と話した。

 11月28日に落成式が行われる。