建設中の2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアム「新国立競技場」(東京都新宿区)を巡り、鹿沼産の杉材が競技場外周部の軒ひさし部分の一部に使用されるほか、エントランスに宇都宮市産の大谷石も使用される見通しであることが13日、分かった。鹿沼産材については、佐藤信(さとうしん)鹿沼市長が同日の6月定例市議会一般質問で答弁し、県集成材協業組合(鹿沼市磯町)、栃毛(とちもう)木材工業(同市下永野)が手掛ける集成材も観客席を覆う大屋根部分に活用されることを明らかにした。

 佐藤市長は島田一衛(しまだかずえ)氏(民主クラブ)の東京五輪・パラリンピック選手村ビレッジプラザの関連質問で答えた。東京五輪の組織委員会などは、新国立競技場の建設に関し、提供木材の産出場所や使用場所などを現時点で詳細に公表していない。