1軍デビューを飾った西武・今井の好投に沸く北光スポーツ少年団の子供たち=13日午後、鹿沼市内

 プロ野球西武の今井達也(いまいたつや)投手(20)=鹿沼市出身、作新学院高出=が13日のヤクルト戦で初登板初勝利をマーク。球場や地元で熱投を見守った関係者は、プロでの第一歩を踏み出した右腕に拍手を送った。

 仕事を休んで応援に駆けつけ、試合後にウイニングボールを手渡された母江利子(えりこ)さん(47)は「登板が決まった日から落ち着かなかった。プレッシャーもあったと思うが、チームのために頑張って、勝ってくれてよかった」とうれし涙を浮かべた。

 今井投手の地元鹿沼市では、出身チームの「北光スポーツ少年団野球部」の子供たちや保護者約60人が市内のコミュニティーセンターに集まり、大型モニターで試合を観戦。初回、150キロ台の直球を連発して三者凡退で抑えると会場は大盛り上がり。その後もストライクが決まる度に歓声が沸き起こった。

 東英俊(あずまひでとし)代表(57)は「素晴らしいピッチングだった。これからが楽しみ。長く活躍してもらいたい」と興奮気味。チームで投手を務める鹿沼北小6年、豊田匠(とよだたくみ)君(11)は「直球の伸びがすごかった。目標にしたい」と偉大な先輩の活躍に目を輝かせた。

 作新学院高硬式野球部の岩嶋敬一(いわしまひろかず)部長(55)は「野手に助けてもらい、いいスタートが切れた。信頼関係を築き、打てない時にも野手のために踏ん張れる投手になってほしい」と期待を寄せた。