東京・大田市場へ出荷されるとちおとめ=7日午後、鹿沼市奈佐原町

 【鹿沼】2021年産(20年10月~21年6月)の県産イチゴの主力品種「とちおとめ」が7日、奈佐原町のJAかみつが南部営農経済センターから初出荷された。県産イチゴの初出荷は昨年より5日遅く、8日に東京・大田市場で初競りにかかる。

 一番出荷は昨年に続いて油田町(あぶらでんまち)、農業小曽根正雄(おぞねまさお)さん(73)。主に2LとLサイズを30ケース120パックに分け、同センターの集出荷場に搬入。JAかみつがの検査員が等級、粒の状態などを念入りにチェックした。

 小曽根さんは「今年は7月の日照不足、8月の猛暑などで温度管理が難しかった。やや小ぶりだが甘くておいしい。消費者に喜んでもらえたら」と話す。昨年の初競りはご祝儀相場もあり、2Lサイズ1パック(18~20粒)2万5千円の値がついた。

 JA全農とちぎによると、今シーズンの目標として県内産とちおとめの出荷量は1万8千トン、売り上げは226億円を掲げている。