古書を虫干しする「曝書」を行う職員ら

 【足利】昌平町の史跡足利学校は7日、所蔵する貴重な古書を虫干しする「曝書(ばくしょ)」を同学校書院で行った。

Web写真館に別カットの写真

 畳に敷かれた紙の上に広げられた古書は、国宝の詩文集「文選(もんぜん)」や国重要文化財の古写本「周易(しゅうえき)」「古文考經(こぶんこうきょう)『考經直解(こうきょうちょっかい)』」など約70冊。マスクと手袋を着けた職員5人が1ページずつ静かにめくり、カビなどの傷みや紙の状態などを記録した。

 曝書は江戸時代から続く秋の風物詩。今秋は所蔵する古書約1万7千冊のうち約1千冊で行われる予定で、9月下旬に始まった。湿度40~70%などの条件が整わないと実施できないため、この日で4日目。予定日の半分にとどまっている。

 今後、天候を見ながら11月中旬まで行われる。