職場でのいじめ・嫌がらせ、過去最多の1105件 栃木労働局2016年度相談

 個々の労働者と事業主との間でトラブルが起きたとして2016年度に栃木労働局の個別労働紛争解決制度に寄せられた民事上の個別労働紛争相談のうち、パワハラを含む「いじめ・嫌がらせ」の相談が1105件で前年度に比べ23・2%増で過去最多を更新したことが1日までに、同労働局のまとめで分かった。相談の総数は3217件。

 パワハラへの関心の高まりが要因とみられる。一方、最近の雇用情勢改善を背景に「解雇」の相談は4年連続で減少し307件だった。

 「いじめ・嫌がらせ」は相談内容別で6年続けて最も多かった。同労働局によると「有給休暇を取得すると、朝礼の場で批判的に言われる」「掃除や雑用しかさせてもらえなくなった」などの事例があった。上司の暴言や無視、業務上の過少な要求などの訴えが多いという。