本県出身で東京都葛飾区、大学1年女子学生=当時(18)=の遺体が2019年1月、茨城県神栖市で見つかった事件で、殺人と死体遺棄の罪に問われた住所不定、無職広瀬晃一(ひろせこういち)被告(37)の裁判員裁判初公判が6日、東京地裁(野原俊郎(のはらとしろう)裁判長)で開かれ、広瀬被告は殺意はなかったとして起訴内容を一部否認した。

 検察側は冒頭陳述で、「広瀬被告は無料通信アプリで被害者と知り合い、自宅などで会ったが約束の金を払わなかった。トラブルが公になるのを避けるため、口と鼻をふさいで窒息死させた」とした。殺人罪の成立を主張する立場から、「被害者との体格差などに着目して(殺意について判断して)ほしい」と述べた。