厳かに執り行われた結婚式=3日午前11時20分、日光二荒山神社

 新型コロナウイルスの影響で一時は結婚式の延期を決めた栃木県内のカップルが3日、民間団体の支援により日光市山内の日光二荒山神社で念願の式を挙げた。

 結婚式に臨んだのは、共に宇都宮市在住の会社員畠山祐介(はたけやまゆうすけ)さん(27)と理学療法士阿久津瑞季(あくつみずき)さん(28)。コロナ禍で挙式をためらうカップルを後押ししようと、一般社団法人「トチギ結婚式協議会」が全面支援する無償結婚式の企画に応募し、選ばれた。

 2人は阿久津さんの誕生日の同日に挙式予定だったが、延期を決断した。阿久津さんが担当する患者が協議会の企画を教えてくれた事がきっかけで、式が実現したという。

 式は大人数を避けるため両家の家族計8人のみ参列。和やかなムードで神橋での渡り初めを行った後、同神社で執り行った。この日に婚姻届を提出した2人は「一度諦めた結婚式を挙げられて感謝。これから、少しでも日本が元気になる方向に進んでほしい」と笑顔をみせた。