男体山から昇る朝日を背に、戦場ケ原で霜が付いたササ=30日午前7時15分、日光市中宮祠

 栃木県の奥日光は30日、この秋一番の冷え込みとなり、戦場ケ原(標高1394メートル)で初霜が観測された。長年同所で気象観測を続ける「三本松茶屋」社長の鶴巻正男(つるまきまさお)さん(71)によると、昨年より10日早いものの、例年並みだという。

 鶴巻さんの観測によると30日は午前6時ごろに氷点下1度を記録し、周辺のササなどにうっすらと霜が付いた。午前7時すぎ、男体山山頂付近から朝日が現れると、霜に光が反射しキラキラと輝く幻想的な景色となった。

 奥日光は木々が色づき始め、徐々に秋が本格化してきている。鶴巻さんは「朝の冷え込みが続けば、もう少しで紅葉が見頃になると思う。(新型コロナウイルスで)こんな世の中なので、きれいな紅葉になることを期待したい」と話した。