ライチョウ受精卵新たに受け入れ 人工繁殖に再挑戦 那須どうぶつ王国

 国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の人工繁殖に取り組む那須町大島の那須どうぶつ王国(佐藤哲也(さとうてつや)園長)が新たな受精卵を受け入れることとなり、18日、大町山岳博物館(長野県)から1個の受精卵が同園に移送された。

 同園は6月28日に上野動物園(東京都)から計5個の受精卵を受け入れ、3羽のふ化に成功したが、今月14日までに体重減少などの理由で全て死んでしまった。今回はニホンライチョウを7羽飼育している同博物館の受精卵が収容可能数を超えたため、6月23日に産まれた受精卵1個の受け入れが決まった。

 同園には18日午後3時ごろ、受精卵を収容した携帯ふ卵器を載せた車が到着。佐藤園長が園内施設「保全の森」内に慎重に運び入れた。前回の受け入れ時同様、温度37・6度、湿度50%に保たれたふ卵器の中で管理し、22日ごろのふ化を目指すという。