試合終了後、互いの健闘をたたえ合い記念撮影する両校の選手たち=白鴎大野球場

 全国高校野球選手権栃木大会の開幕を前に、青藍泰斗と国学栃木のベンチ入りを逃した3年生同士が対戦する“引退試合”が12日、小山市の白鴎大野球場で開催された。両校の選手は公式戦さながらの全力プレーを披露し、スタンドではレギュラー選手や保護者らが熱い声援を送った。

 「もうひとつの甲子園」と名付けられた試合は両校野球部OBがベンチに入れなかった球児のために、2年前から開催。公式戦と同じく、県高野連の公式審判員や場内アナウンスも用意された。

 両校合わせて約30人が出場した試合は一進一退の攻防。国学栃木が三回を終えて7-0と大量リードを奪えば、青藍泰斗は四回から反撃を開始し、八回に早乙女竜也(そうとめたつや)の3点本塁打で8-7と逆転。しかし、国学栃木はその裏に同点に追い付き、九回無死満塁から落合愛陛(おちあいあとむ)が右中間に適時打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

 試合後は互いに健闘をたたえ合い、全員で記念撮影した。